twitter更新の割に、こちらのコメントへの返答が無いんですが……何かパソコンの不都合でもあったのでしょうか?
- 2011/06/14(火) 21:43:46 |
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- nameless #-
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>nameless様
大変申し訳ありません。
完全に半・放置しておりました。(記事も何ヶ月か前に書き溜めて、予約投稿にしていました。)
芸夢E2は収録された単行本で読んでいます。賢先生にしてはとても珍しい感じの短編だと思いますね~。
- 2011/06/15(水) 17:40:06 |
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- 管理人・調布市民 #-
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まぁご承知の通り、芸夢E2は川又千秋の短編小説の漫画化だからですかね。
もちろん俺も漫画版はもう読みました。ただ、前にも言ったとおり原作の方も読んではみたいのですが、今は入手が難しいようなので……
今なら電子出版で手に入るそうなので調布市民さんはいかがですか? こちらのパソコンではチョット不具合が。
そういえば、原作版芸夢E2が収録されている「狂走団」の表題作は
一九八〇年代後半、全国につながる高速道路を栖(すみか)とする若者たちがあらわれた。
その名は狂走団といい、地方の公道を追われたモーター・フリーク、すなわち自動車に乗った遊民の一族であった。
轟然と吹き上げる排気煙と爆音……。脅威的なパワーを発揮する六輪車や、巨大な二輪、最高速は300キロを超し、武装警邏隊(アームド)も手が出せない。
―が、彼ら若者たちを待ちうける恐るべき宿命……!
この隊員たちは、まだ俺達が団の構成員だと気付いていないらしい。高速環状に回されて日の浅い新米に違いない。それが奴等の不幸となるのだ。
「さあ、免許証を出しな、チンピラ。こんな、と、とんでもないスポーツ・カーに乗りやがって!
クルマを六つもつけて、それでイキがってるつもりかよ、おい! おまえらの両親は泣いてるぞ。何のつもりだ、一体! さあ、免許証だ!」
隊員は自分よりも若い俺達がこうして遊び回っていることを絶対に許してはおけない気分になっているようだった。
瞳孔(どうこう)がまるでブタそっくりに縮んでいる。
そいつは、俺の髪の毛を掴(つか)んだ。引きむしらんばかりの勢いで、俺の頭を揺さぶる。
「さあ、出すんだよ、免許証を! もっとも、おまえは、もう二度とライセンスを取ることはできんだろうがな。さあ、出せ!」
「うるせえな、持ってねえよ、そんなもの」
俺は隊員の目を見据え、吐き出すように言ってやった。
遠くから低い爆音が接近してくるのに、俺は気付いていた。もう、こいつらのご機嫌をとっている必要はない。
「な、なんだと!?」
隊員は一瞬、毒気を抜かれた表情になった。
「持ってないって言ったのか? そうなのか!?」
「当り前だろう! おい、そのうす汚ねえ手を離しな。なんで俺が免許証なんか持ってなくっちゃいけねえんだ。ここは、俺達の道路、俺達の領土なんだぞ! そこを自由に走って何が悪い!」
俺が怒鳴り返したその時、あたりは一瞬ですさまじい爆音のるつぼと化した。
前方のカーブを回って、単車、四輪あわせて三十台余りの戦闘部隊、副団の親衛隊が、高速道路を我が物顔に逆行してきたのだ。
そしてたちまち、二台のパトロール車と、俺達のパンサーを取り囲む。
俺の胸ぐらをつかんでいた隊員が、訳のわからない悲鳴を上げて飛びすさった。
「お、おまえたちは……」
そう言ったきり、必死で車外へ逃れ出ようとする。
俺は冷静にその隊員に襲いかかった。
まず後頭部に思いきり体重をのせたヒジ打ちを食わせる。つんのめったそいつにもう一撃加えておいて、すばやく腰のリヴォルバーを奪い取った。
冷たく重いそのハンド・ガンには、六発の実包が込められていた。
それを確かめ、ついでにその銃把で気絶している隊員をさらになぐりつけた。
そうしておいてパンサーから外へ出る。
そこではもう充分に結着がついていた。
三人の警邏隊員の内、二人は自ら流した血だまりの中でのたうっており、隊長格のもう一人は数人の手で裸に剥かれ、無理矢理土下座させられていた。
他の団員は、スパナやレンチで、二台のダッツン380ZXSを徹底的にぶち壊している。
という内容なのですが、こちらの方が正直いえば賢先生向きな作品じゃないか……と思ったのは俺だけだろうかと。
なんで芸夢E2の方を漫画化する事になったんですかね。
- 2011/06/15(水) 19:14:36 |
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- nameless #-
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すみません、いくら急いでるからって、ちゃんと読んでから返信しないといけませんね。
うおー!確かにこっちの方も激烈にバイオレント!
小説は山田風太郎くらいしか読まないので詳しくはありませんが、賢先生の絵で読みたいですね、確かにw
賢先生に影響を与えた作品もチェックすべきなんでしょうなあ。
作品紹介ですが、以前、権利関係でお叱りを受けたことがありまして、少し腰が引けてしまっているのが現状です・・・
まあ、作品の画像を多用しなければ良いだけの話ではあるのですが。
- 2011/06/17(金) 20:53:37 |
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