僕たち地球人ブログ
調布市民のブログです。
最近観た映画 豪華三本立!
『シン・シティ』
『食人族』
『ホステル』
以下豪快にネタバレしつつ感想文。
『シン・シティ』
特に映画の情報を解説する必要はないでしょう。
もう「ウム、面白い」とうなずくしかありませんでした。
良かったのは手足を切断されて内臓を引きずり出されても
叫び声ひとつ上げない殺人鬼フロド。まさに苦痛に魅入られた男。
子供を拷問して殺す一方で、逆に子供に無理矢理強制して
自分のキンタマに針を刺させたりしていたアルバート・フィッシュを思い出しました。
そして何ていったっけ、とにかくあの黄色い奴。
ペドフィリアのシリアルキラーなれど親が政治家で警察も手を出せない最悪なヤツ。
刑事ブルースウィリス(以下マクレーン)に片腕とチンコを破壊されるも、パパが名医に金を積みチンコ復活。
しかし副作用で全身黄色く染まり奇怪な容貌と化した上に凄まじい悪臭を放つモンスターとして再登場!
とはいえ最後は恨み募ったマクレーン刑事により再度チンコを破壊され
頭をポトフ状になるまで殴り潰されてしまいますが極悪人なので本当に痛快。
最高の悪役だと思います。
『食人族』
食人族が住むというアマゾン奥地で消息が途絶えた四人のドキュメンタリー映画制作スタッフ。
救出に向かった人類学者が見たものは四人の白骨死体と残されたフィルムであった。
さてそのフィルムの内容はというと刺激的な映像を求めるあまりに、
しかしそれ以上に撮影スタッフ四人の天性の邪悪さと傲慢さゆえに彼らが行った
「ヤラセ」というレベルを遥かに超えた鬼畜の所業でした。
・蛇に噛まれた仲間の足を至極大雑把に切断→死亡
(まあこれは非道というよりただのバカ)
・被写体のインディオを確実に追いかける為に足を撃つ
・ヤラセで村を焼き討ち
繋がれていたブタを射殺(なんかすごくリアル。本物か?)野ブタ。をジェノサイド
・インディオ生娘をレイプ→スタッフの女も混ぜて泥まみれで乱交
→部族の掟で串刺し刑
→それを観てニタニタしながら「恐ろしいなあ~」とヤラセ演技
・野生のでかいカメを捕獲・解体・食事
いやイナゴやクジラを食べる国の人だから別に文句は言いませんが
本物のカメを使って撮影しなくてもいいじゃないですか。
ゴアシーンに本物の動物の内臓を使ってるのはよく見ますが
これただの本物の解体シーンだもんなあ。
結構見慣れているつもりではいましたが何の臓器かもわからない
白い大きなポニュポニュした丸いのがデロンと流れ出したのを見た時はさすがに
「おっおおっおっ…」と変な声を上げてしまいました。
こんな悪行を重ねたスタッフも最後はインディオの逆襲に遭い
全員漏れなくグッチャグチャに虐殺・捕食されます。実に痛快です。
↑と、いう物語の劇映画なんですよね。実のところは。
しかし「残されたフィルム」のシークエンスは最後に近付くほど
画面が揺れ画質が悪化しリアリティが増してゆき、
極悪撮影隊の前作・つまり劇中でのヤラセとして扱われる映像は
本物の記録映像を流用するなど、虚と実を意図的に撹乱しています。
更にこの映画は当初スタッフやキャストの名前を一切伏せて
完全ドキュメンタリーと銘打って公開されたそうです。
「真実か!?ヤラセか!?」
まさにこの映画を上手く言い表した言葉だと思います。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』はこの映画の直系の子孫であり
『ジャージー・デビル・プロジェクト』は直弟子であり
『チュパカブラ・プロジェクト』は近所の鼻水たらしたガキであり
『ブルータル・デビル・プロジェクト』はただの他人です。
『ホステル』
『キングコング』『ナルニア国』を打ち破り全米初登場1位となった凶悪拷問ホラー。
とてつもなく残虐で正視できないようなシーンばかりのように言われていますが
正直言って『ヘルレイザー』の方がグロいですよ。そこを期待すると肩透かしです。
とはいえホステルは非常に良く出来たホラー映画です。
正直言いますと僕は映画が始まってからも
「本当にとてつもなくグロかったらどうしよう!
拷問されるらしいけど可哀想で目も当てられなかったらどうしよう!」
という非常に情けないヘッピリ腰状態だったのです。
不気味なオープニングがその気分を煽ります。ああ帰りたい。
が、次の瞬間異常にアッパーな調子でアムステルダムに現れた主人公三人。
「フゥッホォーーー!アムステルダムだ~!」
「どこに行く!?」
「売春街だ!女とヤリまくろうぜ!」
うわ。こいつら早く死ねばいいのに。
実にこの変化に要する時間5秒以下。見事としか言い様がない。
その後こいつらズッコケ三人組のエロバカ珍道中が延々と続きますが
飽きる事が無いのはなかなかすごいんじゃないでしょうか。
とはいえ残虐描写は大人しいのにこの辺りで粉吸ったり薬飲んだり
オッパイケツいんもう見せたりしてるおかげでR18指定になっています。
その直後映画史上に残るとさえ思われる凄まじい急角度で拷問シーンに移るわけですが
肝心のそのシーンが薄味なのは前述の通り。痛がってる顔のアップばっかりでしたよ。
この映画は驚くほどマトモでして文法に則り主人公は脱出し、その次は復讐劇となります。
ここからは実に痛快で僕はもうずーっと肩を震わせて笑っていました。
ニセ日本人ギャルの視神経切り落とし(何で切るんだよ)、
殺人業者がチャイルドギャングに文字通りボコボコにされるシーン、
殺人斡旋者のトリプル轢殺、日本人ギャルの飛び込み自殺、
"客"のオッサンの指をゴリゴリ切り落としてペイバック。
まさに楽しいシーンのオンパレード。娯楽の殿堂。
ちょっと耐性ある人なら敬遠する要素は何もありません。おすすめです。
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2006/11/20(月) 01:24:32
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