シリーズ三作目である『リターンズ』を飛ばしたまま観てしまいましたが
『2』の方向性を更に高め、普通~~~~のゾンビ映画となっています。
冒頭チェルノブイリロケを敢行し、マッド目な科学者がシリーズの象徴とも言える
ゾンビ化劇薬・トライオキシンを入手するのですが、この薬の名前が無かったら
『バタリアン』シリーズだとは誰も気づかないでしょう。
『リターンズ』はちゃんと観ていないのですが『1』『2』の後日譚として設定されています。
これまでのゾンビ事件を材料に化学・生物学の分野で
業績を伸ばしてきた総合企業「ハイブラ・テック」が話の中心となり、
大方の予想通りこの企業ではゾンビ兵士の研究を進めています。
その成果が両腕がガトリングガンや電ノコになったサイボーグゾンビなのですが
2体しかいいない上に果てしなく弱いのでありました。
ヨーロッパロケで予算を覆す豪勢なロケーションを獲得したり、
伏線を丁寧に張っておいたりゴアシーンにひねりをちょっとだけ効かせたりと
小技が光るのですが、主人公が高校生6人組で
その中の頭のいいヤツが大企業の警備システムをハッキングして
「BINGO!」とか言ってるんだから基本理念に問題があるとしか言い様ががありません。
あ、ちなみに今回のバタリアンは頭を撃たれると普通に死にます。
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- 2006/11/23(木) 04:35:43|
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